カラコンを付けたまま寝るのがNGな理由は?
目を傷つける可能性
寝ているときは、意識がない状態ですので、自分でどのような動作をしているのか分かりませんよね。
寝返りなどを頻繁に行い、無意識に目をこすっていることもありえます。
カラコンを付けたまま寝ていることを想定すると、危険度が高いと言えるのではないでしょうか。
寝返りや目をこするなどをすることで、レンズが目に大きな負担を与えてしまいます。
触れるだけならマシですが、傷つけてしまう可能性もあり、大きなトラブルに発展するケースも。
眼科を受診しなければいけなくなることもあり得ますので、事が大きくならないようにするには、付けたまま寝ないことが大切です。
外れなくなる可能性
カラコンの取り外しをする際、潤いが失われているときほどやりにくいものですよね。
苦戦して10分以上かかってしまうこともあります。
ドライアイの人がカラコンを付けるときの悩み事の一つでしょう。
カラコンを付けたまま寝ると、目の中が乾燥しやすくなります。
レンズが目の中の水分を吸収してしまい、痛みや違和感が出ることも少なくありません。
起きたときに外れなくなっていたというケースもあり得るでしょう。
無理の外そうとすると、目を傷つけてしまいますので、注意しなければいけません。
乾燥により外れにくくなることも頭に入れておきましょう。
失明する可能性
カラコンを付けたまま寝ると、目を傷つける可能性があります。
その状態で治まればいいのですが、目の病気に発展するようだと、事が大きくなる可能性が高いです。
目を傷つけることで、角膜上皮びらんや角膜上皮剥離などを引き起こすケースも。
傷口から細菌が侵入し、感染症を併発することもあり、視力低下にも繋がります。
さらに、症状が酷くなっていくと、失明するということにもなりかねません。
失明するというのは、確かに大袈裟な表現ではあります。
ただ、そのようなことが起こり得ることも頭に入れて、寝る前にカラコンを外すように意識しましょう。